こんにちは。
【岡山 神社・パワースポットめぐり】管理人のりゅううんです。
神社・パワースポットというとスピリチュアルの人だ!
オカルトだ! と思う方もいるかもしれません。
でもそこまで信心深いわけでもない「普通の人」が神社に行くのってすごく意味があるんですよ。
神仏は尊んで頼らず
岡山県出身と言われ、有名な剣豪(けんごう)である宮本武蔵は戦いの前に
「この辺に有名な神社があるんですよ。
勝利を祈願してお参りしてはどうですか?」
と言われ
「神仏は尊んで頼らず」
(神さまや仏さまを敬ってはいますが神頼みはしません)
と言いました(原文はもうちょっと長いですが分かりやすく)。
この考え方はとてもステキだとわたしは思います。
少なくとも、自分では何の努力もしないで神頼みだけしているよりよほど立派ですよね。

わたしにとっても神社やパワースポットに行くことは
「願いごとを叶えてもらおう」
というシンプルな考えではなかったりします。
確かに【石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)】に行ったときのように
「いなくなった猫を返してください!」
と必死でお祈りしたこともあります。
ですがこういったことは例外。
「お金が儲かりますように!」
「仕事がうまくいきますように!」
「ステキな出会いがありますように!」
といったお願いをしたことは(たぶん)ありません。
自分が気持ちいいと思えるパワースポットを見つけよう
では、なぜ神社やパワースポットに行くのでしょうか?
「神さまや龍と繋がりたい!」
という思いはありますが、繋がるといってもすぐにご利益があることを期待しているわけではないのです。
パワースポットに行くことは
そのパワースポットの「気」をもらう
ということが大きかったりします。
自分に合ったパワースポットに行くと、疲れや頭痛・肩こりがおさまったり、体がスッキリしたりします。
これは何も非科学的なことではありません。
例えば海が好きな人が、休みの日に海を見に行くと気持ちが落ち着いて日頃の疲れを忘れたりしますよね。
ショッピングが好きな人はショッピングをすることでストレスを発散できたりします。
パワースポットに行くことは「自分が心地いいと感じられる空間にいられること」でもあります。
心や体を整える上で、それはとても大切なことなのです。

そういった意味では
自分に合ったパワースポットを見つけること
はとても重要です。
いくら海に行っても、海が好きじゃない人は疲れが取れませんよね。
パワースポットには「合う・合わない」があります。
自分に合ったパワースポットを見つけてください。
それにはいろんなパワースポットに実際に足を運び
「ここにいると気持ちがいいな」
とあなたが思えるところを見つけるしかありません。
神社に行くのは「謙虚になる」ため
そしてもう一つ、神社に行くといいのは
謙虚になれる
ということです。
わたし自身もそうですが、人は働いていると少しずつ傲慢になったり、増長したりします。
「自分は頑張ってるのに何で上司はわかってくれないんだろう」
「こんなにしんどい思いをしてるのはわたしだけだ」
「⚪︎⚪︎さん、わたしより先に入社したってだけで、ぜんぜん仕事してないのに偉そうで嫌だなあ」
言葉にしなくても、ついついそう思ってしまうのが人間という生き物です。
完璧な人間はいません。
上司だろうが社長だろうが彼氏だろうが親だろうが、いくら偉そうにしていても
「いやいや、あんた言ってることとやってることが違うじゃん!」
とツッコミたくなることはたくさんあるはずです。

ですがそれと同じように、自分自身も完璧ではないのです。
わたしもそうですし、あなたもそうだと思います(違っていたらごめんなさい)。
ところが神社にいるのは「神さま」です。
人間ではありません。
「神さま」の前で
「わたしの方が神さまより偉い!」
「神さまって言ったって元は人間じゃないの! 偉そうにしないでよ!」
などと言える人はなかなかいません(いたらちょっと怖いですが)。
人は「神さま」の前にいると謙虚になれるのです。
ふだんちょっと傲慢になっていたり、自己中心になっていたのをリセットして謙虚になれる。
そして「真面目にがんばろう」と思える。
神社に行くことのメリットはそういうことだとわたしは思います。
ふだんあまり神社に行かない「普通の人」こそ、もっと神社に行ってほしい。
そして神頼みをするのではなく、「真面目に頑張ります」と神さまと約束して、その約束を一つずつ叶えていく。
そんな体験をしてみてはいかがでしょうか。