沖田神社も昔はここにあった! 龍が好きそうな【住吉宮】

住吉宮備前エリア(岡山・玉野・赤磐など)

こんにちは。

【岡山 神社・パワースポットめぐり】管理人のりゅううんです。

今日は【住吉さま】の愛称で知られる、岡山市南区にある【住吉宮】のご紹介です。

旭川沿いにあり、龍神と繋がりたい方にもオススメしたいパワースポットです。

岡山市南区にある村の鎮守さま 【住吉宮】

今回ご紹介するのは、岡山市南区福島にある【住吉宮】です。

村の鎮守さまで、今でも地域の方は当たり前のように朔日参り(ついたちまいり:毎月の一日にお参りすること)をしている姿が見えます。

名称:住吉宮(すみよしぐう)
場所:岡山市南区福島1-8先
御祭神:住吉三神(すみよしさんじん)
・底筒男命(そこつつのおのみこと) ※底筒之男神(そこつつのおのかみ)とも
・中筒男命(なかつつのおのみこと) ※中筒之男神(なかつつのおのかみ)とも
・表筒男命(うわつつのおのみこと) ※上筒之男神(うわつつのおのかみ)とも
御祭神:神功皇后(じんぐうこうごう)

旭川の河口にあり、広々とした河と広い空、岡南大橋と遠くには貝殻山が見えます。

お参りするたびに気持ちが清々しくなるロケーションです。

近くではテニスやサッカー、野球をしている子どもたちもいて、ウォーキングをしている人もたくさんいます。

公園も近くにあり、お祭りの日は広場一帯に屋台が並びます。

住吉宮

経験上、このように

  • 地域の方がしっかりお参りお祭りをしていて
  • 近くに子どもたちが運動したり遊んだりする場所があり
  • 人通りが多い

神社というのは、奇跡的な体験をすることは少ないにせよ「良いオーラ」「良い気」をいただくことができます。

神さまや龍のお力だけでなく、「善き人たち」が互いに生み出すエネルギーも吸収できるのです。

本当は、たまに有名なパワースポットに行くよりも地元の氏神さまに頻繁にお参りする方が良いのです。

こまめに「良いエネルギー」を取り入れると、人は心身ともに健康になります。

そして、お参りをする人が増えれば増えるほど神さまもお力を発揮しやすくなるのです。

この【岡山 神社・パワースポットめぐり】でご紹介するパワースポットに行くだけではなく、ぜひご自分の地域にある氏神さまにもお参りしてください。

【住吉さま】とはどんな神さまなのか?

ところで

「住吉さまってよく聞くけどどんな神さまなの?」

と思ったことはないでしょうか。

住吉さまとは【住吉三神(すみよしさんじん)】と呼ばれる三柱の神さまを言います。

住吉三神(すみよしさんじん)
・底筒男命(そこつつのおのみこと) ※底筒之男神(そこつつのおのかみ)とも
・中筒男命(なかつつのおのみこと) ※中筒之男神(なかつつのおのかみ)とも
・表筒男命(うわつつのおのみこと) ※上筒之男神(うわつつのおのかみ)とも

この三柱の神さま方は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお父さまである伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰ってきた際に、禊(みそぎ)をして身を清められた時に生まれた神さまです。

つまりは天照大御神のお兄さまたちということになりますね。

住吉宮

住吉さま】は全国に600社ほどあると言われています。

そして、住吉神社では住吉三神のほかに

神功皇后(じんぐうこうごう)

をお祀りすることが多いのです。

実際に岡山市南区福島の【住吉宮】でも神功皇后をお祀りしています。

一般に、住吉三神とともに神功皇后をお祀りしている場合は【住吉大神】と呼ぶことが多いようです。

神功皇后仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の皇后であり、応神天皇(おうじんてんのう)の母でもあります。

住吉三神の御宣託(ごせんたく:神さまのお告げ)により新羅(しらぎ:朝鮮半島)を征伐したとされています。

住吉さまのご利益はいくつかありますが、代表的なものには【(はらい:厄除け)】や【海上安全・航海安全】があります。

岡山市南区福島の【住吉宮】は由緒ある神社

岡山市南区にある【住吉宮】はそんな全国に600社ある【住吉さま】の一つですが、「村の鎮守さま(その村を守る神さま)」というだけでなく、とても由緒ある神社なのです。

サイトによって情報が少し異なるのですが、もともと【住吉宮】は現在の西大寺一宮にあったそうです。

源義経屋島(現在の高松市)に渡る際(1185年ごろ)に創建されたようで、その頃から考えると800年以上の歴史があるんですね。

そして岡山県神社庁のHPによれば、寛文12年(1672年)に当時の池田藩藩主 池田光政の命により現在の福島に移ったとのこと。

昔は沖田神社も福島の【住吉宮】に鎮座していた(お祀りされていた)そうです。

また地元のお年寄りに話を聞くと、岡山市南区福島の辺りは50年ほど前まで岡山の海の表玄関であり、多くの船が行き交ったとか。

海上の安全を守ってくれる【住吉宮】は、多くの船乗りから信仰される神社であったようです。

住吉宮

正直に言えば、現在の【住吉宮】は地元の方が訪れる小さな神社です。

その歴史を知らなければとてもそんな由緒があるようには見えないかもしれません。

ですが神社というものは、小さくても、地元の方にしか知られていなくても歴史があり、その土地に神さまをお迎えした人々の想いがあるものなのです。

そしてそこを訪れた人々の、長年の祈り願いが蓄積され、それが次にその神社を訪れる人にもよい影響を与えてくれるものなのです。

パワースポットとはもちろん、神さまや龍神さまなど、「人ならざるもの」がお力を発揮される場所です。

ですがどんなパワースポットでも、そこを守り、受け継いでいく人々がいるということを忘れないようにしたいものです。

繰り返しとはなりますが、遠方の有名なパワースポットに行くだけではなく

地域の神社・氏神さまにお参りし、感謝の気持ちを伝えてください

日頃のあなたを守ってくださっているのは、身近な神さまなのですから。

龍神・龍とも繋がれる? 岡山市南区福島の【住吉宮】

住吉宮】には住吉三神神功皇后をお祀りした本殿のほかに、四つのお社があります。

・荒(こう)神社:地域と台所の神さま
・稲荷(いなり)神社:おいなりさま。五穀豊穣・商売繁盛などの神さま
・塩竈(しおがま)神社:海上安全などの神さま
・水(すい)神社:水の神さま

地域の神さまということもあり多くの神さまが祀られていますが、特筆すべきは

水に関する神さまを多くお祀りしている

ということです。

岡山市南区福島のあたりは旭川の河口部分で、いわゆる「汽水域(きすいいき)」です。

汽水域とは海水と淡水が入り混じるところで、それもあってに関係する塩竈神社(しおがまじんじゃ)と、主に淡水真水をつかさどる水神社をお祀りしているのでしょう。

住吉宮

龍神さま・龍は水を好み、水があるところには龍が現れやすいというのはよく言われる話です。

また、お稲荷さまのお使いと言えばが有名ですが、以外にもお稲荷さまのお使いです。

(稲荷信仰はもともと蛇神信仰だったとも言われています)

龍と蛇は切っても切り離せません。

住吉宮】にお参りすると、何だかとても龍と繋がれそうだと思いませんか?

実際に私も、参拝順路の最後に水神社にお参りをする際にはいつも

「龍がいつもこの辺りで、私のことを見守ってくれていそうだな」

と感じます。

実はこの【住吉宮】は私の家から近く、わたしの氏神さまなのです。

わたしが龍の存在に気づくずっと前からお参りしていますが、特に水神社にお参りをするときには、以前から「守られている」という感じがしていたものです。

あれはきっと龍からのメッセージだったのでしょう。

住吉宮

旭川の土手沿いの道を車で走っていると、少し離れた場所からでも大きな木が目に入り、【住吉宮】の場所がすぐに分かります。

わたしが龍の存在に気づいてからは、本当に龍が好みそうな神社だな、と思います。

現代の日本では、船の旅に出ることはあまりないかもしれません。

また【住吉宮】は岡山県内全域から人が集まる、奇跡を起こしてくれるような有名なパワースポットではないかもしれません。

ですが、人の気持ちを浄化してくれるパワーがある素敵な神社です。

また龍の存在を信じている方は、龍に出会うことができるかもしれません。

ぜひ一度【住吉宮】を訪れて、ゆっくりと河を眺めてみてはいかがでしょうか。

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