岡山のパワースポットと言えば【吉備津神社】 中でもココに行ってほしい!

吉備津神社備前エリア(岡山・玉野・赤磐など)

こんにちは。

【岡山 神社・パワースポットめぐり】管理人のりゅううんです。

今日は岡山でもっとも有名な神社の一つである【吉備津神社(きびつじんじゃ)】のご紹介です。

吉備津神社】と言えば長い回廊(かいろう)が有名ですが、歴史と伝統がある

広い神社だけにパワースポット本殿だけではありませんよ。

岡山でもっとも有名な神社【吉備津神社】のおさらい

今回ご紹介するのは、岡山市北区吉備津にある【吉備津神社】です。

吉備津神社】と言えば岡山に住んでいる人なら必ず聞いたことがあるはず。

「初詣はここに行く!」

という方も多いようです。

でもあの周辺の道っていつも混むんですよね。

名称:吉備津神社
場所:岡山県岡山市北区吉備津931
主祭神:大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)

このブログ【岡山 神社・パワースポットめぐり】では基本的に

「主祭神(しゅさいじん)」・・・その神社でメインでお祀りしている神さま

だけではなく一緒にお祀りしている神さまも記載しているのですが、

今回の【吉備津神社】では失礼ながら主祭神だけをご紹介させていただきます。

なんと本殿だけで九柱の神さまをお祀りしているのでスペースがなくなってしまうのです…

ちなみに一緒にお祀りしているのはいずれも大吉備津彦命のご家族・ご親戚です。

吉備津神社

ところでわたしが【吉備津神社】にお参りをするのは三度目。

改めて来てみると、今さらですがやはり本殿・拝殿の大きさに圧倒されます。

ちなみに神さまをお祭りしているのが本殿(ほんでん)。

人がお参りをするのが拝殿(はいでん)です。

吉備津神社】の本殿・拝殿は室町時代にあの足利義満(あしかがよしみつ)が再建したと言われています。

国宝に指定されており、建物を見ているだけでも飽きません。

吉備津神社

ご祭神である【大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)】について少しまとめましょう。

大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)】
孝霊天皇(こうれいてんのう)の息子(皇子)
・ヤマト朝廷の命により、吉備国を平定した
桃太郎のモデルと言われている
281歳まで生きたという伝承がある

この辺りは岡山の人だったら当たり前なのかもしれませんが、神社パワースポットにお参りするときにはぜひ

「どんな神さまがいらっしゃるのかな?」
「どんな歴史や由来があるんだろう?」

と確認してからお参りすると神さまに思いを伝えやすくなります

「この神社とあの神社、ご祭神が同じなんだ!」

などと発見があればあるほど、さまざまな神社パワースポット行くのが楽しくなりますよ。

【吉備津神社】の雰囲気は穏やかで力強い

吉備津神社】と言えば備前の国 一宮(びぜんのくに いちのみや)としても有名です。

一宮とは、簡単にいうと「その地域で最も格式が高い神社」です。

岡山県南部で一宮だったことがあるのは

吉備津神社
吉備津彦神社
安仁神社

の三社です。

ちなみに、【吉備津神社】とよく混同される【吉備津彦神社】については別の記事でご紹介していますので参考にしてくださいね。

吉備津神社

わたしは岡山に住んで10年以上になりますが、吉備津神社にお参りしたのは今回で三度目です。

実は今までに二回お参りをした際は、特に何も感じませんでした

本当のことを言えば、わたしは少し前まで、神さまはともかく龍や龍神などといったものは存在しないと思っていたのです。

だからせっかく【吉備津神社】にきても何も感じなかったのでしょう。

今回ひさしぶりに【吉備津神社】にお参りして、とても落ち着いたパワーを感じました。

空気としては【安仁神社】と少し似ているような気がします。

(吉備津神社の方が「厳かな日本の神さま」というイメージではあります)

吉備津神社】は境内も広く、お守りなどもたくさんあります。

またタッチパネル式の液晶の掲示板などもあります。

近代化されているところはとても近代化されています。

それでも「観光地」っぽくないのです。

吉備津神社

これは神社パワースポットに行く上で重要なことで、有名な寺社仏閣の

中にはすっかり「観光地」化してしまっているところもあるのです。

こういったところは行くと楽しいですが、縁日のようなもので「神さま」の存在はあまり感じることができません

いらっしゃるのかもしれませんが、「」のようなものがうずまいていて気分が悪くなることもあります。

もちろんお金自体は汚いものではありません

ですが「世のため人のためではないお金」はあまり良いものを運んできません

有名になってすっかり観光地化してしまい「世のため人のためではないお金」が集まってしまう神社やお寺があるのは事実です。

吉備津神社】は観光地としてもとても有名です。

わたしがお参りに行った日にも県外ナンバーの車がたくさんありました。

神社の前には売店もありましたしスイーツを売るお店もありました。

それでも【吉備津神社】の鳥居を一歩くぐるとそこはちゃんと【ご神域】なんですよね。

近代化を続けながら聖域であり続ける【吉備津神社】はやっぱりすごいなと思います。

【吉備津神社】にお参りに来たら【岩山宮】にもお参りを!

個人的に、今回ひさしぶりに【吉備津神社】にお参りをして

「ここが自分にとって特にパワースポットだなー」

と感じたのは、【吉備津神社】の中にある【岩山宮(いわやまぐう)】です。

ちなみに今「自分にとってパワースポット」と書きました。

人によって神社やパワースポットは合う・合わないがあります。

たとえば国津神をお祀りしている神社と天津神をお祀りしている神社ではそもそもの「気」が違ったりします

この辺りはいろいろな神社・パワースポットにお参りをして、自分の感覚で

「自分にとって合うかどうか」

をチェックしていくしかありません。

わたしも今回、ひさしぶりに吉備津神社にお参りをして、数年前には感じなかった「」のようなものを感じることができました。

吉備津神社

このブログを読んでくださっている方も、一度どこかに行っただけで

パワースポットとか神社に行ってもわたしにはイマイチ…

と判断しないでいろいろなところに行ってみてくださいね

とはいえ「ここは合わない!」と本能的に感じる場所はその人にはマイナスであることが多いです。

どれだけ有名なパワースポットでも、気分が悪くなったり

「なんか神さまに歓迎されてないかも…」

と感じる場合はほかの神社やパワースポットに行った方がいいかもしれませんよ。

さて、わたしが今回【吉備津神社】にお参りをして

「ここが自分にとってパワースポット!」

と感じたのは【吉備津神社】の中にある【岩山宮(いわやまぐう)】でした。

【岩山宮(いわやまぐう)】
ご祭神:建日方別命(たけひかたわけのみこと)

ではこの聞きなれない【建日方別命(たけひかたわけのみこと)】とは

どのような神さまなのでしょうか?

【吉備津神社】にある【岩山宮】は【まつろわぬ民】のパワースポット?

建日方別命(たけひかたわけのみこと)】とは古い神さま。

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が生んだ「島」の一つです。

岡山の「吉備児嶋(きびこじま:現在の児島半島)」のことなんですね。

…というものの、実はこちらに祀られている神さまは「吉備津彦命に吉備国を譲った神さま」なのではないか? とわたしは感じています。

岡山の人は知っている【温羅(うら:吉備津彦命に征伐された「鬼」のモデル)】と同じですね。

つまり

  • もともと吉備国を治めていた、強い力を持った方がいた
  • しかし吉備津彦命に負けたか話し合いで国を譲ることになり、「神さま」としてお祀りされることになった

…のではないでしょうか。

そしていつしか【建日方別命】と一緒になったのではないかという気がしました。

日本神話ではよくこういうことがあります。

(※最も有名なのが大国主命の「国譲り」)

岩山宮

この辺りはまたくわしく書きますが、簡単に言うと、わたしは自分のルーツから

ヤマト朝廷に国をお譲りした神さま

に受け入れていただいている気がするのです。

たとえば大国主命をお祀りしている【出雲大社 岡山分院】などに行くと風もないのに葉っぱが落ちてきたり、今の自分にぴったりのおみくじが引けたりします。

わたしのルーツもそうなのですが、ヤマト朝廷に従わなかった人を古来は

まつろわぬ民(ヤマト朝廷の命令を聞かない人々)】

と言いました。

もちろん吉備国は早い段階で平定されたため【まつろわぬ民】とは言いません。

ですがそれでもヤマト朝廷といちどは対立し、国をお譲りした神さまがいたことは間違いありません。

わたしが【岩山宮】に呼ばれたような気がしたのは、そこにはヤマト朝廷に国をお譲りした神さまがいて

「君はヤマト朝廷に国を譲った人々の子孫か!」

とシンパシーを感じてくれたのではないかと思うのです。

そういった意味では【まつろわぬ民】の子孫は【岩山宮】に行くとお力をいただけるかもしれませんね。

さて、わたしは本殿の裏手の方から【岩山宮】の方に回ったのですがそばに行っただけで鳥居がピカピカ光って見えました。

こう感じるのは、間違いなくその人がそこにいる神さまに誘われているときです。

写真でも神さまが誘ってくれているような雰囲気が伝わるでしょうか?

岩山宮

この神さまが誘ってくれているような雰囲気というのは神社やパワースポットをめぐる上でとても大切です。

ぜひ自分が呼ばれていると感じられるところに行ってみてくださいね

とはいえもちろん、お目当ての神さまにだけお参りをするのはダメですよ!

まずは本殿・拝殿にお参りをしてから、ほかの境内社にもお参りをしてくださいね。

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