「吉備津彦」を祀るもうひとつの一宮 【吉備津彦神社】

吉備津彦神社備前エリア(岡山・玉野・赤磐など)

こんにちは。

【岡山 神社・パワースポットめぐり】管理人のりゅううんです。

今日は岡山で【吉備津神社】と並ぶ一宮(いちのみや)、【吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)】のご紹介です。

岡山県民でも【吉備津神社】との違いが分からなくなることもありますが、【吉備津彦神社】もとてもすてきなパワースポットですよ。

備前国 一宮【吉備津彦神社】の基本情報

今回ご紹介するのは、岡山市北区一宮にある【吉備津彦神社】です。

吉備津神社】がある住所が「吉備津」で、【吉備津彦神社】があるのが一宮…

どちらも【備前国 一宮】だったことを考えると分かりにくい気もしますが、【吉備津神社】も【吉備津彦神社】もそれだけ権威と伝統のある神社だということなんですよね。

名称:吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)
住所:岡山市北区一宮1043
主祭神:大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)

吉備津彦神社】も【吉備津神社】同様に【大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)】をお祀りしています。

※【大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)】についておさらいしたい方は、【吉備津神社】の記事をご覧ください。

ただ【相殿(あいどの)】といって、一緒にお祀りされている神さまが少し違います。

大吉備津彦命のご家族をお祀りしていた【吉備津神社】と違い、【吉備津彦神社】でお祀りしているのは孝霊天皇(こうれいてんのう)から崇神天皇(すじんてんのう)までの、第7代から10代までの天皇陛下です。

吉備津彦神社

そうはいっても【吉備津神社】と重なるところもありますし、また大吉備津彦命が孝霊天皇の御子でもありますので

大吉備津彦命の血縁者をお祀りしている

ということに変わりはありません。

どちらかと言えば【吉備津神社】が「大吉備津彦命とそのご家族」をお祀りしているのに対して【吉備津彦神社】は「天皇家と、その一員としての大吉備津彦命」をお祀りしているイメージです。

すごく失礼な例えかもしれませんが、秋篠宮文仁親王をご紹介するのに

  • 秋篠宮家として、紀子さまや眞子さま、佳子さまとご一緒にご紹介するか
  • 天皇家の直系として、上皇さまと天皇陛下とご一緒にご紹介するか

というイメージだと近いかもしれませんね。

【吉備津彦神社】と【吉備津神社】のパワースポットとしての違い

さて、岡山県民でもごっちゃになりがちな【吉備津神社】と【吉備津彦神社】。

それもそのはずで、名前も似ていれば主祭神も同じ大吉備津彦命。

さらには場所もとても近く、距離にして2キロ程度と歩けない距離ではありません。

こうなってくると間違えるなというのが無理な話ですよね…

とはいえ実際にお参りに行ってみると、神社・パワースポットとしての雰囲気は全然違います

どちらもとてもいい雰囲気の神社でありパワースポットなのですが、合う合わないもあると思います。

とはいえこれは実際に行ってみないと分かりませんので、ぜひ【吉備津神社】と【吉備津彦神社両方にお参りをしてみましょう

意外と岡山県民でも

「吉備津神社には何度も行ってるけど、吉備津彦神社は行ったことないなあ」

という方が多いんです。

でも!

吉備津彦神社】もとてもいい神社でありパワースポットです。

どちらか一方しか行かないのはもったいないです。

先ほどお伝えしたとおり距離も本当に近く、車なら5分もかかりません

ぜひ【吉備津神社】と【吉備津彦神社】、両方にお参りしてみましょう。

吉備津彦神社

行けばわかると思いますが、この二つの神社のパワースポットとしての違いは次のようなイメージです。

【吉備津神社】…穏やかだけれどもおごそか。
【吉備津彦神社】…穏やかでフレンドリーな雰囲気。

吉備津神社】が少しピリッとした空気があるのに対して、【吉備津彦神社】はのんびりとしてのどかな雰囲気があります。

これはあくまでわたしの場合ですが

初詣や厄払い、祈願などピンポイントでしっかりお願いごとをするなら【吉備津神社】

休みの日にふらっと立ち寄って、日々のパワーをチャージしてもらいリラックスするなら【吉備津彦神社】

がよいのかなというイメージでした。

ただしこれは人によっても違うと思いますので、実際に行ってみてご自分で雰囲気を感じてみるとよいでしょう。

なお【吉備津神社】と【吉備津彦神社】の違いはいろいろなサイトに書いてありますので、当サイトではあえて細かく記載はしません。

吉備津神社の「よくあるご質問」にも公式な回答がありますので、よければそちらをご覧くださいね。

【吉備津彦神社】での不思議な写真

吉備津彦神社】にお参りをしたらぜひ合わせてお参りをしていただきたいのが、境内社であるお稲荷さまです。

こちらはぜひ写真を見ていただきたいと思います。

下に載せた写真は

・同じ場所・時間・スマートフォンのカメラで、ふたりの人間が撮影した写真

です。

お稲荷さまに向かう前の道があまりにきれいだったのでふと写真を撮ったのです。

そうしたところ、やはり【吉備津神社】はパワースポットなのだと再認識するようなびっくりすることが起こりました

加工していません(※圧縮だけしています)ので少し暗いですが、一枚目と二枚目の「光の色」を見比べてみてくださいね。

同じように撮っているのに光の色が違うのがわかるでしょうか?

一枚目はわたしが撮影したものです。

こちらは全体が白っぽくて下の方が赤っぽくなっていますよね。

それに対して二枚目は全体が赤っぽく、下の方はあまり光が入っていません

「これは撮影する角度の問題じゃないの?」

と思われるかもしれませんが、この場所で少し角度を変えて何枚か撮影しても、わたしが撮影したものは白っぽく、友だちが撮影したものは赤っぽくなりました

わたしが撮影した写真を念のためもう一枚載せておきますね。

吉備津彦神社

なぜ二人で撮影したかというと、わたしが撮った写真が見にくかったのです。

ご覧の通り光が入りすぎていたんですよね。

ですので友だちにスマートフォンを渡して同じ場所で写真をお願いしたのですが、その時に写った光の色がぜんぜん違っていたのです。

なぜこんなに光の色が違うのでしょうか?

写真を撮る人自身のオーラが映り込んでいるのかもしれません。

あるいは神さまの「気」が写真を撮る人によって変わって写るのかもしれません。

【吉備津彦神社】にお参りに来たら、ぜひこの場所で写真を撮ってみてはいかがでしょうか

ちなみにわたしは神社で写真を撮る際は、まず拝殿で神さまに

「今度ブログに載せるので写真を撮らせてください」

とお断りをしています。

またブログにその神社やパワースポットの記事を書いたらお礼参りに伺っています。

自分だったら、いくらすてきな服を着て歩いていたりしたとしても、断りなく急に写真を撮られたら嫌ですよね。

神社にいる神さまや、パワースポットにいる龍に一度お断りをしてから写真を撮りましょうね。

【吉備津彦神社】はお稲荷さまもパワースポット!

さて先ほどお伝えしたとおり、この写真を撮影したのは【吉備津彦神社】にあるお稲荷さまに向かう道の途中です。

お稲荷さまはとても力の強い神さまであり、日本で最も神社の数が多い神さまだと言われています。

その分、「悪いもの」が集まっている稲荷神社もあります。

(悲しいことですが…)

特にさびれたお稲荷さまは、夕方以降に近くを通るとふっと怖くなることもあったりしませんか?

お稲荷さまは鳥居が赤くて目につきやすいこともあるかもしれませんね。

ごあいさつ」でも書きましたが、人が来なくなった神社には「悪いもの」が集まってきやすいのは事実です。

そうしないためにも、ぜひ近くの神社などからたくさん行くようにしてくださいね。

さて【吉備津彦神社】にあるお稲荷さまは「悪いもの」がいそうな気配は、わたしが行った限りは全くありませんでした。

吉備津彦神社

ちなみにお稲荷さまでお祀りされているのはキツネではなく、【宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)】という女神さまです。

とてもお力が強く、人間とのコミュニケーションもたくさん取りたいのだと感じました。

同じ神さまをお祭りする神社でも、場所によって神さまの雰囲気は違うんですよね。

龍と天使の意外な関係」で書いていますが、神さまというのは「同じ時に別々の場所にいることができる」存在ではあります。

ですが場所によって性格が少し変わったり、あるいは場所によって一緒にいる神さまや龍が違うので、雰囲気が違ったりします。

先ほど書いた「人間とのコミュニケーションもたくさん取りたい」というポイントですが、こちらにお参りをしたら風もないのに紙垂(しで)がずっと揺れていたんですよね。

ちなみに【紙垂(しで)】とは注連縄(しめなわ)などについている「白い紙」のことです。

一般に、紙垂が揺れるのは神さまや龍からのメッセージだと言われています。

吉備津彦神社】のお稲荷さまにお参りしたところ、まずお社の前についたら紙垂がブンブン揺れました。

そしてお参りが終わり、お社に乗ってしまっている枯れ葉を少しだけ掃除したところ、また紙垂がブンブン揺れたのです。

帰りに振り向くと、風もなく周りの木々の葉っぱも揺れていないのに、紙垂だけが大きく揺れました。

吉備津彦神社】は何だかのどかで、休みの日に行く大きな公園のような心が落ち着くパワースポットです。

境内社のお稲荷さまもパワースポットだと感じましたので、合わせてお参りしてみてはいかがでしょうか。

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