こんにちは。
【岡山 神社・パワースポットめぐり】管理人のりゅううんです。
今日はご祭神がはっきりしないとも言われる、岡山市東区にある【安仁神社】のご紹介です。
お祀り(おまつり)されている神さまがはっきりしないとも言われていますが、とてもご利益のあるパワースポットです。
岡山市東区にある「備前国 一宮」 【安仁神社】
今回ご紹介するのは、岡山市東区西大寺にある【安仁神社】です。
ご存知ない方は「何て読むの?」かもしれません。
「あにじんじゃ」と読みます。
名称:安仁神社(あにじんじゃ)
場所:岡山県岡山市東区西大寺一宮895
御祭神:五瀬命(いつせのみこと)・稲氷命(いないのみこと)・御毛沼命(みけぬのみこと)
住所は西大寺になっていますが、ほぼ瀬戸内市の牛窓付近。
周りは田んぼです。
田んぼの中、県道235号線を岡山市街から西に走ると大きな注連柱(しめばしら)があります。

これが安仁神社の目印です。
注連柱から鳥居までは200メートルほどあり、安仁神社のご威光がうかがえます。
備前国(びぜんのくに)の一宮(いちのみや)だっただけありますね。
ちなみに、備前国とは
「岡山県の南東部・小豆島・直島・赤穂市(兵庫県)の一部」
を指します。
一宮とはその地域で最も格(位)が高い神社ですから、安仁神社は岡山県南東部周辺で最も位が高い神社だったということになります。
【安仁神社】の雰囲気
先ほどご案内したように、【安仁神社】は田んぼの真ん中にあり
大きな注連柱(しめばしら)が目印になっています。
この注連柱(しめばしら)から、安仁神社の【一の鳥居(最初の鳥居)】までは200メートルほどあります。

写真は注連柱の入り口で、安仁神社はこの奥にあります。
安仁神社がいかに力のある神社であるかがこれだけでもよく分かります。
注連柱を抜けて車を走らせると、突き当たりの左側に安仁神社の駐車場があります。
車を停めると【一の鳥居(最初の鳥居)】が目に入ります。

なんと! 杖が置いてあります。
でも安心して下さい。
確かに坂になっていますが、拝殿までは歩いて数分です。
※足が悪い方などは駐車場の奥をもう少し車で上がれるようです。
一の鳥居を抜けると、【ご神木】という言葉がマッチする大きくてパワーがありそうな木がたくさん生えています。
緩やかな砂利道を数メートル歩くと、【二の鳥居】が見えてきます。

【二の鳥居】をくぐると階段があり、階段を登ると拝殿が見えます。
ちなみに、この階段は写真で見るよりきついです。

この写真や、最初に載せた写真でも分かると思いますが、拝殿の前にも注連柱が建っています。
そしてこの注連柱を抜けると明らかに空気が変わります。
そしてこの空気を体験すると、安仁神社がパワースポットであることがよく分かると思います。
注連柱の内側というのは【結界の中】になるわけですが、結界の中は温度も高く感じます。
またとても静謐(せいひつ)なのに、来るものを拒まない穏やかな空気が流れています。
多くの神社やパワースポットに行っている人ほど
「ほかの神社・パワースポットと全然違う!」
と感じるのではないでしょうか。
【安仁神社】はご祭神がはっきりしていない
岡山市東区の【安仁神社】のご祭神(お祀りされている神さま)は次のとおりです。
五瀬命(いつせのみこと)
稲氷命(いないのみこと) ※稲飯命とも
御毛沼命(みけぬのみこと) ※三毛入野命(みけいりののみこと)とも
この三柱(※神さまは「一人」「二人」ではなく「一柱」「二柱」と数えます。読み方は「はしら」です)の神さまは日本の初代天皇であられる神武天皇のご兄弟(お兄さん)たちです。
…ところが。
安仁神社のご祭神が、本当にこの三柱の神々なのかというのがどうもはっきりしません。
もちろん今は五瀬命(いつせのみこと)・稲氷命(いないのみこと)・御毛沼命(みけぬのみこと)
をお祀りしているので、この三柱の神々が安仁神社にいらっしゃることは確かです。
しかし岡山県神社庁のHPでも
「当社の創立年月日は不詳である」
と書かれていますし、wikipediaでも「ご祭神ははっきりしない」と書かれています。
古文献では当社の祭神については様々な記述がある。
wikipediaより
(中略)
このように諸説あって定められないことから、1870年(明治3年)の『神社明細帳』では「未詳」と書かれている。
(中略)現在の五瀬命は1875年(明治8年)に安仁神社社務(神職)が作成した『安仁神社御傳記』に初めて現れるが、1925年(大正14年)に社務所が作成した『安仁神社誌』では、やはり定められないとして社名に神をつけた「安仁神」としている。
第二次世界大戦後の1952年(昭和27年)に作成された『神社明細帳』で再び五瀬命とされ、現在に至る。
わたし個人としては、安仁神社はもともと日本古来の神さまではなく
「宇宙や別の次元から来られて、何らかの事情で帰れなくなってしまった神さま」
なのではないかなという気がしています。
(あくまで個人的な感想ですよ)
変な意味でなく、日本古来の神さまにある「人間臭さ」のようなものを感じにくい神社だと思います。
岡山市東区 【安仁神社】はどんなパワースポット?
では岡山市東区の【安仁神社】はどんなパワースポットなのでしょうか。
先ほど書いたように、安仁神社の注連柱を通るとほかのパワースポットや神社とは全く違う空気が流れています。
わたしの経験上、お力のある神社やパワースポットは「ピリピリ」した空気があるものです。
たとえば同じく岡山の有名なパワースポットである
【石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)】
などは、「気」がぐるぐる渦巻いているのが感じられます。
ですが安仁神社はそういった空気は全くなく、むしろ落ち着いています。
言うなれば、ほかのパワースポットが「動」であるなら安仁神社は「静」。
ですので「お力をいただく」というよりは「回復していただく」ことができる「癒される」神社・パワースポットだとわたしは思っています。

わたしは何度か安仁神社にお参りをしていますが、注連柱を通って境内の空気に触れると
「心と体の汚れが浄化される」「癒される」
ような気がします。
また、これは本当に経験していただきたいのですが、肩こりや疲労・頭痛などが軽くなります。
神社やパワースポットは相性もありますし、医療ではないので堂々とは言えませんが、少なくともわたしと、一緒に行った友人や知人は肩こりが軽くなるのを毎回感じます。
安仁神社は医療や疲労回復の神さまではありませんが、力が強いがゆえのご利益なのだろうと思います。
安仁神社は、体の疲れや心の汚れが綺麗になるパワースポットだと言えるでしょう。
また、わたしは安仁神社のことをネットで知り
「いつか行ってみよう」
と思っていたらある日の移動中、急に安仁神社の看板の前に出ていました。
これもきっと、神さまに呼んでいただいたのだと思います。
トンデモなことを言うと、ヘブライ語で「わたし」のことを「アニー」と言うそうです。
わたしは、はるか昔に宇宙や別次元から、地球の各地に来られて言葉や文化を伝えた方(神さま)がいらっしゃるのではないかと思っています。
ひょっとしたらヘブライ語の「わたし」と安仁神社の「あに」は、同じ語源なのかもしれない。
そう思ってしまうほど不思議な空気のあるパワースポット、【安仁神社】のご紹介でした。